家造りで避けては通れないことは!?資金計画と住宅設計の考え方
2022年4月3日
予算を抑えた資金計画を
家造りの資金計画は十分すぎるほどの余裕をもって行いましょう。家造りの注意点は予算がオーバーする確率が高いことです。当初は3,000万円の予算設計をしていたのに、最終的に3,500万円かかったという話はよくあります。一方で予算より少ない2,500万円に収まることは少ないのです。住宅設計をする過程で欲が出てきて、追加で設備導入をしたくなる人は大勢います。また税金や諸費用が思いのほか高く、予算を超えることが少なくありません。余裕をもった資金計画を立てるためには、捻出できる金額よりも抑えるのがコツです。例えば3,000万円まで捻出できるという場合、2,500万円~2,800万円くらいに抑えておくと安心できます。
住みやすい家の条件とは
お金をたくさん投じたからよい家ができるとは限りません。家造りでは予算設定が必須ですが、まずは理想の住宅設計をしたうえで費用を詰めていくという方法をおすすめします。ここで費用が高すぎるようであれば、優先順位の低い条件から妥協していきます。一般的におしゃれな家造りを追求すると費用が高額になるので、おしゃれよりも機能性を重視してみましょう。
ずっと住んでいて飽きない家造りをするコツは、住みやすい家を目指すことです。おしゃれなデザインは視覚的な満足感を与えてくれますが、すぐに飽きてしまう人が少なくありません。それゆえ機能性や住みやすさを重視した家造りをしたほうが失敗しにくいのです。住宅設計をする際は住宅模型を制作してもらうと、住んでいる状況をイメージしやすいです。
2000万の家を建てるには、工夫やコツが必要です。その方法は、予算配分や妥協点を決める、立地を見直す、建物の形状や間取りをシンプルにする、付帯費用を抑える、建売住宅を検討する、などが挙げられます。